あなたのセニングは、『天使の効率化ツール』or『悪魔の失客化ツール』どっちですか?

『普通のハサミでカットする分には何の問題もないんですが、“すきばさみ”を使ってカットされると、髪を洗ったり、手ですいたりした時、プチプチと切れ毛が発生します。』などなど…
このようなお客様のサロンへの不満って、実はビックリするほど多いのです。技術の問題ならともかく、単にセニング(スキばさみ)が不出来なせいで、大事なお客様の髪の毛を傷めていたんだとしたらたいへ〜ん!!特に、古いすきばさみを使っている方は要チェック。下手をすると、そのセニング、“悪魔の失客化ツール”になってるかもしれませんヨ!!

警告⇒刃先がV溝型やU溝型になっているセニングは要注意!!

第一世代のセニング。上に残った髪は潰れて傷む。溝に落ちた髪をカットする。

今現在は、セニングもだいぶ進化してきて、多くの美容師さんが当たり前に使っていますが、10年以上前には、「髪の毛を傷めるから…」という理由で、おおよそ全体の1割程度の美容師さんしか使っていなかったようです。

では、具体的にどういった点が、髪の毛を傷める原因になっているのでしょうか?

まずは、上の図をご覧ください。これ、今でも結構出回っている、刃先がU溝やV溝の少し古いタイプのセニングです。学校などでよく使われているタイプなので、ご存知の方も多いのではないかと…。

このタイプの場合、VやUの溝に入った髪はあまり傷まずに切れますが、溝に入らず平らな部分に乗っかった髪は、棒刃に潰されてしまうので、髪の傷みの直接的な原因になってしまいます。

顕微鏡で見るとこんな風になっています…。ハサミで潰したり、ちぎったりした状態の髪の毛

さらに、このタイプのセニングは、溝に入っている髪を束状にカットするため、どうしても『切れ味が重くなる』のです。また、『溝で束状にカットする=隣り合わせた髪の毛をまとめてカットする』という事なので、当然『ラインも出やすく』なります。

と、このように、V・U溝型タイプには、
1.構造上、どうしても髪の毛を傷めてしまう。
2.構造上、どうしても重い切れ味になってしまう。
3.構造上、どうしてもラインが出やすい。

という大きなデメリットがあるのです。

とはいっても、昔はどのメーカーも出していた、最もスタンダードなセニングだったわけですから、不良品というよりも、進化の過程の中の未成熟な商品だったということでしょう。

確信⇒セニングの常識を変えた特殊形状刃とは…?

第二世代のセニング。上に残った髪は、下に落ちるか次の溝へ流れる。溝に落ちた髪は、スパッと切れるので傷まない。

刃先がV・U溝型セニングの、構造上の問題点をクリアにしたのが、今現在最もポピュラーな形といえる“特殊形状刃”のセニングです。

従来のV・U溝型と全く違う刃先の形にすることで、髪を傷めずカットすることに成功しました。

従来型の最大の問題点は、溝に入らない髪を棒刃で潰してしまうことにありました。その点、この特殊形状刃のセニングは、刃先を斜めにカッティングすることで、溝に入らない髪は、櫛刃から自然に滑り落ちる構造になっているのです。

この刃先にすることで、劇的に髪を傷めないセニングが誕生しました。

さらに、CHOKKINシザーのセニングは、櫛刃に棒刃と同じ切れ味を持たせるなどの工夫も施されており、切れ味も格段にアップしております。

シザーもそうですが、特にセニングは、ここ数年で飛躍的に進化しています。古いセニングを愛用している方も、この機会に、セニングの進化ぶりを、ぜひ体感してみてください。

“特殊形状刃”の登場により、U・V溝型タイプの問題点はクリアになりました。

とはいっても、櫛刃と棒刃がキッチリかみ合っていなければ、特殊形状刃の真価はまったく発揮されません。しかも、40品目にも及ぶ櫛刃の1本1本すべてに、棒刃をジャストフィットさせるわけですから、最終的な出来を大きく左右するのは、やっぱり職人の“腕”ということになります。

多くの美容師さんが、なかなか良いセニングに出会えないと言いますが、それはそのまま 腕の良い職人が少ない”というのを意味しています。

その点、CHOKKINシザーのセニングは、その特殊形状刃を開発した当事者でもある、天才鋏職人“栗林達也”さんに、1本1本最終チェックをしてもらっているので、質の高いセニングを安定的に生産することが可能になっています。

さらに、第1世代~第2世代のセニングを知り尽くした匠の職人である栗林さんが、「セニングの極みを目指した。」と言う第3世代のセニングが登場!

「受ける」ではなく「流す」を中心の考え方。髪の毛も傷まないし、切れ味も「ソフト」。

おそらく、あなたの想像を超えているであろう、驚異的にソフトな切れ味 の新世代セニング。

圧倒的にソフトな切れ味を実現しているのが、より進化した刃先の形状にあります。一番大きな違いは、「受けて切る」の従来の発想を根本から変えて、「流して切る」に変えた事。この事により、従来品と比べて、格段にソフトな切れ味を実現しています。

そう! セニングは、す・で・に、『第3世代』 へと突入しているのです。

ということで、ハサミも年々進化しているのです。だから、10年前のハサミより、今のハサミの方が、格段にレベルは高くなっています。特にセニングは、進化の度合いが早いので、あまりに古いセニングは、それを使うだけで、お客様の大事な髪の毛をつぶしたり、ちぎったりなど、サロンの評判を著しく悪くする可能性があるので、絶対に使わないことをオススメ致します。

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